矯正歯科とは
一般的に出っ歯・乱ぐい歯・八重歯・受け口等のかみ合わせの悪い歯並びを、現存している歯を生かしたまま治療することです。
不正咬合(出っぱなどの事)を放置すると下記の様な症状が現れる可能性があります。
- むし歯になりやすい
- 歯周病になりやすい
- 発音に影響を起こす場合がある
- 食べる時に効率が悪い
- 成長期に、悪い歯並びを放置しておくことで。あごの成長が悪い方向に進んだり、発育不足を起こすことがある
- 悪い歯並びが劣等感になり、真理的にストレスを与える場合がある
- 全身の姿勢のバランスを崩し、頭痛や肩こりの原因になることも
…といった悪い連鎖反応を起こさないためにも、歯並びに不安を感じたら、ぜひ一度当院でご相談下さい。
矯正歯科には大きな3つの
治療効果があります!
- 審美性
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歯列矯正を行う事で、見た目が改善されるだけでなく、顔の歪みが改善されます。
また、コンプレックスを解消する事により、精神的にも明るくなれます。
- 噛み合わせ
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不正咬合は歯自体への悪影響だけでなく、顔の歪み、肩こり、頭痛、全身の健康状態にも関わります。
悪い状態のまま放置していると全身にいろいろなトラブルが起こる可能性も考えられます。
歯列矯正を行う事で、健康な状態を維持し易く出来ます。
- むし歯、歯槽膿漏の抑止
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歯を失う2大病因は、歯や歯茎の間に入り込むプラークが原因となる、むし歯と歯槽膿漏(しそうのうろう)です。歯列矯正を行う事で、隙間を埋め、歯磨きの際の磨き残しを防ぎます。
80歳で20本以上の歯が残っている人の殆どは、歯並びのよいケースであるという報告がされています。
矯正装置
メタルブラケット
金属製のブラケットです。金属でできているため、薄くて上部な作りになっています。接着剤の発達により、小さな金属を使用しているので以前ほど目立たなくなったのが特徴です。
ホワイトブラケット
金属部分が白いセラミックでできているため、メタルブラケットより目立たず、審美性に優れています。
治療期間に関しては、メタルブラケットとほぼ変わりません。
成人・小児矯正
成人矯正
成人矯正とは、永久歯が生えそろい、骨格が完成している方が対象の治療方法です。審美での改善を目的とする人も多いですが、歯並びが整うことによって、歯周病・むし歯・発音が改善されるだけでなく、噛み合わせが正常になるため頭痛や肩こりなど身体的な改善にもつながります。
小児矯正
小児矯正とは、あごの骨が成長しきる前に行う治療で、矯正治療としては理想の状態での治療になります。あごの骨の柔らかいうちに始めることにより、成長に合わせて矯正できるため抜歯の確率も低くなり、良い治療結果が得られやすくなります。健康的な歯ならびをお子様の間に手に入れておくと、大人になってもむし歯や歯周病になりにくい健康な歯でいられます。
矯正治療の流れ
カウンセリング
矯正治療についての治療の流れや各装置、治療期間、かかる費用についてご説明し、患者様の不安や疑問に丁寧にお答えいたします。
どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。
検査
まず治療前に口腔内の検査を行ない、口腔内模型、レントゲン、CTなどの資料をもとに、検査・診断をおこなってから、治療を進めていきます。
診断
検査結果から治療経過をシュミレーションして、患者様にわかりやすく治療計画をご説明いたします。
患者様には十分に内容をご理解いただいたうえで治療に入っていただきます。
装置装着
口腔内をキレイにした後、矯正装置を装着します。
装着後は担当医より歯磨きの指導がありますので、指導に従って正しいブラッシング方法をおぼえてください。
装置装着期間中
治療期間中は1〜2ヶ月に一度ぐらいのペースで通院いただき、治療経過を確認していきます。
装着期間は小児矯正でおよそ6ヶ月〜3年で、成人矯正で1〜3年ぐらいが目安です。
保定(リテーナー)
歯が計画通りの位置に移動したら、矯正装置を外します。
治療後の歯の位置を安定させるために、保定装置(リテーナー)を使用します。
その後も1〜2年ぐらい(3〜6ヶ月に一度)はアフターケアとして矯正に保定状況を確認するため、口腔内のチェックをし続けます。