訪問診療
身体が不自由な方は高齢者で通院できない方のために、
歯科医師、歯科衛生士などがご自宅に訪問して診療いたします。
治療器具など、持ち運べる専用機材が揃っていますので、患者様は一般的な治療と同じ治療を受けられます。
また、計画的な診療を実施し、その後の口腔ケアや定期健診も行なうので、継続的に口腔内の健康管理ができます。
訪問歯科の必要性
口腔ケアを怠ると様々な問題が生じます。
歯や歯ぐきだけでなく、体が弱っている方は生命に関わる可能性があります。
誤嚥性肺炎
高齢者に多い病気で、口腔内の細菌が気管に入り発病してします病気です。
体力が低下しており、口腔内が不潔な状態だと、食道の残りカスが気管に入り、細菌感染が起こりやすいです。
その結果、肺炎に移行しやすくなります。
誤嚥性肺炎になり易い方
- 高齢者
- のどの反射が鈍くなり、誤嚥しやすい状態になります。
- 脳卒中
- 脳卒中により麻痺などの後遺症があると、誤嚥の原因にもなります。
また、麻痺の具合より、看護人の手を借りないと歯が磨けず、口の中が汚れている可能性も高まります。
結果、誤嚥性肺炎になりやすい状態となります。 - 寝たきり
- 全身の機能低下だけでなく、のどの反射も鈍くなり、誤嚥をしやすくなります。
また、寝たきりの具合より、介護人の手を借りないと歯が磨けず、口の中が汚れている可能性も高まります。
結果、誤嚥性肺炎になりやすい状態になります。
下記にあてはまる方、治療はしたいけど通院が難しい、
という方には訪問歯科診療をご利用いただくことを
お勧めします
- 義歯が合わない(痛み、ずれ等)
- 義歯を持っていない、無くした
- ぐらぐらする歯がある
- 食事時間が長くなる、食事中の疲労
- 食事をよくこぼしてしまう
- うまく飲み込むことが出来ない。食事中に咳き込んだり、むせたりしやすい
- 痰がよくからむ
- 詩趣病、隣接面のむし歯の可能性があります
- 寝たきりで思うようにお口の手入れが出来ない